子育ての本はいろいろあるけど、どれを読んでいいかわからない。
子どもとどう関わっていいのか悩んでいます
保育の仕事に役立ついい本があれば教えてほしい!
子育ての本はたくさんありますが、個人の経験によるものが多いです。
そういうものはキャッチコピーは強烈で売れますが、ほとんどの方には役には立ちません。
それよりも普遍的なことが書いてある本は地味ですが、しっかりと活用すれば役立ちます。
この記事でおすすめするのは
この本から「3つの言葉」を取り上げて、この本を紹介します
この記事は次の方におすすめです。
- 子育ての本、保育に役立つ本を探している方
- 子どもを叱ってばかりいるが、最近叱っても効果がないと感じている方
- 子育てに疲れている方
1.子どもの気持ちを否定しない
子どもが自分の気持ちをうまく処理できるようにする助ける方法です!
パオ
大人は自分の価値観を子どもに押し付けてしまいがちです。
これが子どもの気持ちを否定していることになっているんです
子どもは思いを否定されると、大人の話しを聞かなくなります。
大人がついやってしまいがちな子どもの気持ちを否定している例です。
では、どうすれば子どもにとっていいのでしょうか?
パオ
子どもは気持ちを共感されると、自分で解決しようとします!
2.子どもの協力を引き出す方法
子どもたちに協力させようとするときに、大人が最もよく使う方法は、次の10通りです。
①とがめたり、責めたりする
②ののしりや悪口
③脅す
④命令する
⑤説教したり、道徳を説く
⑥大げさな警告
⑦苦難を背負わされて犠牲を強いられているかのように言う
⑧比較する
⑨皮肉
⑩悲観的な予言
よくやってしまいますよね?!
え!わたしこれしかやっていないわ・・・
1.言い表す。目に見えることをありのままに、または問題を言い表す。
2.情報を与える。
3.情報をひと言で言う。
4.あなたの気持ちを話す。
5.メッセージを書く。
色々方法がありますね。やりやすいもの、大切なものを説明します!
この他にも色々な方法があります。
どれも子どもにとって良いものですよ。
3.罰の代わりに解決策を考えよう
子どもは自分の過ちの結果は経験すべきだが、罰は受けるべきではない。お互いに相手のことを大事にする関係では、罰が入る余地はない。子どもを罰することによって、私たちは、子どもが自分自身の過ちに直面するという大切な内的過程を、奪ってしまうのです。
子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話をしてくれる聴き方大全
パオ
罰の代わりに次の方法を試してみましょう!
罰に代わる方法1.役に立つやり方を教える。
2.強い不賛成の意思を表す(人格を攻撃しないで)。
3.期待することを述べる。
4.子どもに改め方を示す。
5.子どもに選ばせる。
6.実際に行動する。
7.子どもに、自分の誤った行動の結果を経験させる。
パオ色々方法がありますね。やりやすいもの、大切なものを説明します!
よくある買い物の場面です。
パオ子どもは自分で選び決めましたね。
次の場面もよくありますね。
罰を与えずに期待を伝えたり、改め方を教えたりすることで、子どもは話を聴くようになります。
まとめ
パオ
わたしは0歳、6歳の子どもの子育て真っ最中ですが、本当に大変です。子どもは自分の気持ちをうまく処理できないし(暴れます)、
大人はついつい脅しや罰を使って子どもをコンロールしようとします!
逆に、大人が子どもを信じれば、子どもはびっくりするぐらいに成長していきます。
「子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話をしてくれる聴き方大全」には、
子どもとの関わりで大切にしたい具体的な方法がたくさん書いてあります。
そして、マンガでわかりやすく解説してくれています。
子育て中のパパやママ、幼稚園の先生、保育士の方におすすめの本です。
子どもの心が荒れた時の表現についての実践記録を書いています!
【実践記録】荒れた子どもの心がすっきりする!3つの表現とは?〜「子どもが聴いてくれる話し方と子どもが話してくれる聴き方」レビュー実践編〜
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。