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リアル!現役保育士の給与明細をほぼ公開!保育士は本当に給与が安いのか考察します

世間では保育士の給与が安いと言われています。

命を預かる厳しい労働環境の中にあって、一般より給与が安いということで、

保育士資格を取っても保育士ならない。

また、一旦出産等を機に辞めてしまったら保育士に戻らない潜在保育士が問題になっています。

本当に保育士の給与は低いのか?

ここでは厚生労働省の全職種の平均賃金と比較したり、

リアルの給与明細を公開して、その分析をしたいと思います。

この記事は次の方におすすめです。

◯保育士の給与の本当を知りたい方

 

◯保育士になりたいけど、給与が低いと不安な方

 

◯他の保育士はどれぐらい給与をもらっているか知りたい方

では、どうぞ!

保育士の平均賃金は低いのか高いのか

保育士の平均賃金(厚生労働省)より

平成30年の保育士の平均給与は、223万円です。

女性で221万円(7.8年)、男性で248万円(6.2年)です。

この数字は経験年数も、正規の職員も、非常勤の職員も平均している給与です。

ある程度は参考になりますが、本当に参考程度でしょう。

少し参考になるのが、全職種との比較です。

全職種の給与は333万円!保育士との差は110万円大きいですね。

しかし、全職種ですからすごい高給取りからパートのおばちゃんまでが範囲なので、

結局参考になりません。

幼稚園教諭は229万円で、保育士と比べても、あまり変わりありません。

では、なぜ、ここまで保育士の給与が問題になるのでしょう?

それは2つの問題があると思います。

1つ目は、給与が問題で、保育士自体のニーズはあるのに潜在保育士として復帰しない。

2つ目は、労働環境が厳しく、全職種と比べて給与が低いことです。

給与問題と労働環境問題が解決しないと、保育士は増えていきません。

リアル月給・賞与の金額

色々あって見せられない箇所も多いのですが、このような感じです。

この月の総支給額は314,369円

手取りは233,200円でした。

ちなみに賞与は

総支給額は589,200円(冬)です。

手取りは467,900円です。

リアル年間給与と手取り年収

平成30年の年収は4,868,079円です。

手取りは3,354,400円です。

税金と社会保険がバカ高いことがわかります(泣)

給与とその他の報酬について

「働く」とは「給与」だけでなく、

「やりがい」、「人間関係」、「自身の成長」、「喜びや悲しみ」など

を得られることです。

だから、給与が安いからダメな職種だと決めつけるのは単純過ぎます。

また、保育士の給与の原資は良くも悪くも税金です。

税金なので、浮き沈みがありません。

増えもしなければ、減りもあまりしません。

現在のコロナ騒動で余計に感じます。

まとめ

ただ単に労働としての給与だけを考えるなら、保育士という職業は適当ではありません。

労働環境は厳しいことや給与が見合っていないことがあります。

しかし、仕事にはそれ以外の報酬もあります。

だから、単純に保育士には未来がないということではありません。

男性保育士は結婚をすると、辞めないといけないというのは嘘です。

私は続けています。共働きなら貯金もできるし、投資もできます。

お金の心配はないです。

書籍「科学的な適職」には、給与と満足感は相関関係はないということです。

もしかしたら、給与を理由に保育士を諦めている人、辞めたいと思っている人はもっと違う理由が原因なのかもしれません。

詳しいことは書籍を参考にしてください。