![](https://i0.wp.com/www.oka-blog.com/wp-content/uploads/2021/05/833756.png?resize=80%2C80)
「子育て経験者が保育士資格なしで保育園で働けるようにする」
![](https://i0.wp.com/www.oka-blog.com/wp-content/uploads/2020/05/8b9ba67d385af2e4cacecd6801becd07.png?resize=80%2C80)
「子育て経験者じゃないと保育ができない」
![](https://i0.wp.com/www.oka-blog.com/wp-content/uploads/2020/11/098912.jpg?resize=80%2C80)
「保育士は誰でもできる仕事」
このような言葉を聞いたことはないでしょうか?
保育士の方ならモヤモヤしたり、怒りを感じたりしたことがあると思います。
これらの発言は保育士の専門性が理解できていない方の言葉です。
結論、目で見える子どもの姿しか見ていないのです。
プロの保育士は目で見えない子どもの姿を見ることができます。
この記事は次の方におすすめです。
- プロの保育士と素人保育士の違いを理解したい方
- 子育て経験がなくても保育はできると自信を持ちたい方
- 保育士が誰にでもできると言われてモヤモヤしている方
では、どうぞ!
プロの保育士とは
![](https://i0.wp.com/www.oka-blog.com/wp-content/uploads/2023/05/22304493_s.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
![パオ](https://i0.wp.com/www.oka-blog.com/wp-content/uploads/2020/05/6D4F2743-3264-42E5-BEC3-B8150E9D9FA1-1.png?resize=80%2C80&ssl=1)
見えないものを見ることができる保育士です!
見えないものとは
・子どもの気持ち(不安、心配)
・意欲
・共感
・子どもの行動の意味がわかる
・発達が見通して保育ができる
「心」や「育ち」は目には見えません。
それらを見る、見通すのがプロの保育士です。
プロの保育士の発言に多いもの
「なぜ、子どもはこのような行動するのだろう?」
「これってこのような意味があるのかな」
「子どものこのような行動、言葉ってこのような発達があるよね」
「なぜ、これがあるの?」
「意味があるよね、大切なことだよね」
「この遊びにはこのような意味があります」
「この遊びには発達の意味があります」
プロの保育士は、発達に適した遊びを提供したり、さまざまな意欲を育んだり、
子どもの行動の背景に考えたり、行動や遊びの意味がわかったり、
子どもの気持ちに共感、寄り添うことができます。
![パオ](https://i0.wp.com/www.oka-blog.com/wp-content/uploads/2020/05/6D4F2743-3264-42E5-BEC3-B8150E9D9FA1-1.png?resize=80%2C80&ssl=1)
保育歴20年の私ですがまだまだ勉強中です
素人保育士は
![](https://i0.wp.com/www.oka-blog.com/wp-content/uploads/2023/05/3257899_s.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
![パオ](https://i0.wp.com/www.oka-blog.com/wp-content/uploads/2020/05/6D4F2743-3264-42E5-BEC3-B8150E9D9FA1-1.png?resize=80%2C80&ssl=1)
見えるものしか見ない保育士です
目で見えるものとは
・きれいであるか
・見栄えがいいか
・集団がまとまっているか
・静かであるか
・安全であるかどうか
大人の視点でしか子どもの姿や出来事を見ていない。
目に見えるものは保護者からも評価されやすいのが難点ですね。
素人保育士の発言に多いもの
「おもちゃが散らかっていて部屋がきたない」
「あの子は話しを聞かない」
「普通の子ども」
「あぶないからやめさせる」
「そんなこと考えたくない」
素人保育士は、きれいなおもちゃや部屋、上手な絵・作品を評価します。
ルールを守ったり、集団で遊んでいることを良しとします。
大人の都合のいい視点です。子どもの中で何が育っているかの視点がありません。
もちろん人の「話しを聞くこと」や「社会性の育ち」は大切ですが
子ども一人ひとりの育ちや意味を考えることが大切です。
まとめ
子どもの見えない「心」や「育ち」が見えたり、子どもの行動の「意味」が理解できるのが専門性です。
見えている姿だけで評価すると、不適切保育が起こります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
おすすめ書籍です。保育について理解する手助けになりますよ!