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プロの保育士と素人保育士の違い!〜子育て経験がないと保育はできない?保育士の専門性とは?

「子育て経験者が保育士資格なしで保育園で働けるようにする」

「子育て経験者じゃないと保育ができない」

「保育士は誰でもできる仕事」

このような言葉を聞いたことはないでしょうか?

保育士の方ならモヤモヤしたり、怒りを感じたりしたことがあると思います。

これらの発言は保育士の専門性が理解できていない方の言葉です。

結論、目で見える子どもの姿しか見ていないのです。

プロの保育士は目で見えない子どもの姿を見ることができます。

この記事は次の方におすすめです。

  • プロの保育士と素人保育士の違いを理解したい方
  • 子育て経験がなくても保育はできると自信を持ちたい方
  • 保育士が誰にでもできると言われてモヤモヤしている方

では、どうぞ!

プロの保育士とは

パオ
パオ

見えないものを見ることができる保育士です

見えないものとは

・子どもの気持ち(不安、心配)

・意欲

・共感

・子どもの行動の意味がわかる

・発達が見通して保育ができる

「心」や「育ち」は目には見えません。

それらを見る、見通すのがプロの保育士です。

プロの保育士の発言に多いもの

「なぜ、子どもはこのような行動するのだろう?」

「これってこのような意味があるのかな」

「子どものこのような行動、言葉ってこのような発達があるよね」

「なぜ、これがあるの?」

「意味があるよね、大切なことだよね」

「この遊びにはこのような意味があります」

「この遊びには発達の意味があります」

プロの保育士は、発達に適した遊びを提供したり、さまざまな意欲を育んだり、

子どもの行動の背景に考えたり、行動や遊びの意味がわかったり、

子どもの気持ちに共感、寄り添うことができます。

パオ
パオ

保育歴20年の私ですがまだまだ勉強中です

素人保育士は

パオ
パオ

見えるものしか見ない保育士です

目で見えるものとは

・きれいであるか

・見栄えがいいか

・集団がまとまっているか

・静かであるか

・安全であるかどうか

大人の視点でしか子どもの姿や出来事を見ていない。

目に見えるものは保護者からも評価されやすいのが難点ですね。

素人保育士の発言に多いもの

「おもちゃが散らかっていて部屋がきたない」

「あの子は話しを聞かない」

「普通の子ども」

「あぶないからやめさせる」

「そんなこと考えたくない」

素人保育士は、きれいなおもちゃや部屋、上手な絵・作品を評価します。

ルールを守ったり、集団で遊んでいることを良しとします。

大人の都合のいい視点です。子どもの中で何が育っているかの視点がありません。

もちろん人の「話しを聞くこと」や「社会性の育ち」は大切ですが

子ども一人ひとりの育ちや意味を考えることが大切です。

まとめ

子どもの見えない「心」や「育ち」が見えたり、子どもの行動の「意味」が理解できるのが専門性です。

見えている姿だけで評価すると、不適切保育が起こります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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