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【保育士の悩み】保育はチームプレイ!保育の仕事で一番大切なこと「報連相」ができていますか」〜

報連相って何度も聞いているけど、よくわからない!

がんばっているのに、トラブルが多いんだよ(泣)

仕事を真面目にやっているのに評価されない

ただがんばるだけでは、仕事=保育は上手くいきません。

新人時代は上手く行くかも知れませんが、数年後には壁にぶつかります。

保育を上手く進めるためには「報連相」が大切です。

なぜなら、保育はチームワークで進める仕事だからです。

みんな、だいたいなんとなく「報連相」をやっています。

なんとなくやっているから・・・トラブルが起こるんですよね。

「報連相」をしっかりと意識すると、保育が楽しくなり、人間関係がよくなります!

「報連相」に関する本を参考に自分の体験を合わせてまとめました。

この記事は次の方におすすめです

  1. なぜ報連相をやるの?と思っている方
  2. 保育の報連相って具体的にどういうこと?
  3. トラブルをなくしたい!保育で評価されたいと思っている方

では、どうぞ!

保育士に報連相が大切な3つの理由

1.保育はチームプレイ!

保育士一人では「保育」はできません。

言葉では誰もがわかっていますが、これを本当に実践している方は少ないと思います。

忙しい現場で「保育はチームプレイ」であること、「報連相」が大切であることを意識している方は少ないです。

ある意味、保育は一人でやってしまった方が楽だし、めんどくさくありません。

それでも日々は充実していたり、流されてしまったりしまいます。

しかし、その過程で、無駄な仕事が発生して、サービス残業が発生したり、

人間関係のトラブルが起こりやすくなります。

2.保育のトラブルは99%報連相不足

保育でトラブルは必ず起こります。

「報連相」そのものができていなくて、

「あれ、聞いていませんでしたか?」

「ちゃんと伝えたのに・・・」

と保護者とトラブルになったり、職員との信頼をなくしたりします。

子どもトラブルが起こるのは仕方ない面があります。

しかし、その後の「報連相」をしていなかったり、上手にできているのでは

結果が全く違ってきます。

パオ
パオ

過去を振り返ると、もっと上手に報連相ができていれば・・・あんなに苦労しなかったのにと思います(泣)

3.保育の成果は数字では測れない

保育=子どもの成長は数字では測れません。

身体的な面ではわかりますが、

意欲、思いやりの心、がんばる力など心の成長は数字にはできないし、

目にも見えにくいものです。

この保育の成果=子どもの成長を保護者や職員に伝えるのも「報連相」です。

この報連相が上手にできると、子どものためにもなるし、

保護者や職員からの信頼も得られます。

保育における報連相とは

報連相って言葉を聞いたことがあるけど、なんとなくの方が多いですね。

ここでは保育の中での「報連相」をお伝えしたいと思います。

1.報告とは

タテ方向の共有化を行うのが、報告の役割です。

・上司から言われていたことを確認して報告する。

・カリキュラム会議でクラスの様子を伝えるのも報告に当たるでしょう。

・子どもの姿を伝えるのが上手い人は、会議などで評価されます。

また、報告は指示とセットになっています。

報告したら指示される。次の行動が理解できます。

ここがない上司がいるので、その時はこちらから確認しないといけません。

2.連絡とは

ヨコ方向の共有化を行うのが、連絡です。

・同じクラスの職員同士の共有する情報

・子どもの怪我、体調、いつもと違う点など報告しあっていますよね。

・保護者がこのようなことを言ってました。

・今日の予定など

主にクラス内で情報を伝え合うのが報告です。

また、他のクラス、給食との連携です。

園全体で家庭支援を行う場合もこれが必要です。

保育園では連絡がとっても多いです!

保育はこまめな連絡をめんどくさがると、トラブルが起きます。

3.相談とは

相談も情報を共有するという面では報告や連絡と同じです。

ただし、相談の場合は、共有する情報の性質がやや異なります。

相談は問題意識や提案など、全体のレベルを引き上げる性質の情報なのです。

相談には2種類あります

「仕事を正しく行うための相談」と「仕事を変えるための相談」があります。

・関わりが難しい子どもへの対応や保護者のクレームを相談する(仕事を正しく行うための相談)。

・悩んでいる保護者対応を相談する(仕事を正しく行うための相談)。

・仕事上での気づきや困りごとを相談する(仕事を変えるための相談)。

相談をすることよって、「個人」や「園全体」のレベルがアップします。

報連相が上手くなる8つの方法

ここでは、報連相が上手くなる方法を報告、連絡、相談ごとに3つ取り上げたいと思います!

報告が上手くなる3つの方法

1.すぐに報告する(遠慮しない)

上司に言いにくいことって多いですよね。

自分の失敗やトラブルって、なかなか言いづらいです。

しかし、それを報連相しないことで、トラブルがもっと大きくなったり、信頼を失くします。

さらに報告が遅くなれば、なるほど言いづらくなります。

先延ばしにすればするほど、もっともっと言いにくくなりますよね。

自分を楽にするためにもすぐに報告しましょう。

2.目的を確認しよう。

上司から「役割」や「指示」を受けた場合、その目的を確認しましょう。

特に新しい役割を与えられたり、プロジェクトの場合は上司に聞きましょう。

上司自体も明確な目的も持っていないこともあります。

「これを作っておいて!」「あなたがリーダーをやって」

と指示される(頼まれる)ことってありますよね。

「これを作っておいて!」に対しては、

どういう時に使うんですか?誰が使うんですか?

「あなたがリーダーをやって」に対しては、

具体的に聞かせてください。

ねらいはどのようなものになるのですか?

など言い方が難しいですが、そのまま受けるのは危険過ぎます。

無駄な仕事や方向性が全く違うことが起こります。

目的を確認することや具体的に確認することによって、それを防ぎましょう。

3.中間報告をしよう

関わりが難しい子どもとの関わりを上司に報告する。

プロジェクトの進捗を報告する。

リーダーなら園長が参加していなかった会議の報告をする。

こまめに進捗を報告することによって、

アドバイスをもらうことができたり、方向性が間違っていないかの確認ができます。

また、上司も安心できるでしょう。

それによって、評価も上がります。

連絡が上手くなる3つの方法

1.間違えて伝えないこと、受け取らないこと

人間は思い込みの生き物です。

あいまいな部分は自分の解釈で物事を受け取ってしまうものです。

ちょっとわからないことがあれば、

指示を自分なりに解釈して、もう一回言い直してみる

「◯◯ということですね」と要約して伝えてみましょう。

間違っている部分があれば、違う部分を指摘してくれるし、

正しければ「そうです」と相手も安心してくれるでしょう。

また、電話番号などの数字は復唱は絶対です!

間違えると、トラブルのもとになります。

2.こまめに連絡しよう

保護者からの伝言をクラス全体に伝える、きょうだいがいるクラスに伝えるなど、

だけでなく、自分がやっていること、悩んでいることをこまめに伝えてみましょう。

フォローが自然にもらえたり、助けてくれるかも知れません。

他人は自分に関心を持っていません。

自分だけで仕事をやるのはやめましょう!

3.メモを取ろう!

保育にはこまかな連絡が多いです。

保護者、職員からの連絡、いろいろな気付きなど

特に「早番・遅番」ではメモをしておくことが大切です。

必ずメモしないと忘れます!

相談が上手くなる2つの方法

1.わからないことをわからないと言う

会議でわからないことや保育をやっていてわからないことってありませんか?

なかなか「わからない」って言いにくいですよね。

また、子どもや保護者の関わりで悩んだりしませんか?

保育をしている上でわからなくなることってありますよね。

わからないことは「わからない」と言いましょう。

一人でやってしまおうと考えている人ほど、ここを怠りがちです。

2.何かを変えたいと思ったら、まず身近な人に相談する

保育園では、毎月壁面を作ると決めている。

しかし、子どものためにもならないし、サービス残業にもなってしまう。

そこで勝手に判断して、やめてしまうことはダメです。

まずは同僚に相談してみましょう。

そして、上司に相談して、やり方を決めましょう。

決して一人で勝手にやめてはいけません。

まとめ

「報連相」は仕事のトラブルを減らし、仕事の評価を上げます。

また、人間関係が良くなったり、サービス残業も自然と減ります。

保育士は新人でもベテランでも「報連相」を見直して

「保育はチームワーク」を合言葉に、子どものためにがんばっていきたいですね!

たくさんの「報連相」に関する本を読みましたが、一番おすすめは次のものです。

ぜひ、参考にしてください。