男性が育休を取るまでには様々な過程があります。
上司が理解ある方なら、「そうか、取れ、取れ」となる職場もあるし、
上司が男性の育休に理解がなければ、「難しいな!」となる職場もあると思います。
私の職場は後者の方でした。
それでも、長期の育休を取れた過程をお伝えしたいと思います。
今後、ぜひ育休を取りたいという方の参考になればと良いです。
この記事は次の方におすすめです。
- 男性が育休を取るまでの過程を知りたい方
- 男性の保育士が育休を取る方法を知りたい方
- 本気で男性で育休を取りたい方
1.同僚と相談する
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はじめに、年齢が近い女性の同僚に相談しました。
(私の職場は年齢の近い男性はいません)
その方は私の思いを理解をしてくれました。
さらに、「いい時間になるよ!」と応援もしてくれました。
自分の気持ちがプラスになりました!
2.主任に相談する
主任の方と相談しました。
保育園の中では園長の次に立場が上の方です。
勇気が入りましたが、思い切って伝えました。
主任は「権利だしな」「だけど、いろいろあって、年度内は厳しかも」
やはり、利害関係があるところは、まず園全体の立場で考えるのでしょう。
言っていることもわかる。
とりあえず、園長にはパートナーの妊娠は伝えておいた方がいいとなりました。
3.園長に伝える
園長は普通の会社で言うと社長です。
保育園では絶対的な存在です。
園長に伝えると「体制のこともあるし、考える」と言いわれました。
そのときは、「育休を取ろうと考えています」と伝えられた自分に満足でした。
しかし、その後、何も音沙汰がありませでした・・・
4.園長と面談する
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私の園には、定期的に園長と個人面談があります。
そのときには、まあいろいろ言われるのですが・・・
そのときに育休の話しも出るだろうと思っていました。
しかし、最後まで育休の話しは出ませんでした。
これではいけない!と思い、自分から「育休の件はどうなりました?」と聞くと、
園長から「クラス担任としての責任はどう考えているんだ?」と何度も言われました。
そして、どう言うつもりか分かりませんが、「正社員として戻ってくるのだろう?」と言われました。
私はこう言うときとは余計なことは言わないとしているので、
一貫して「みんなにご迷惑をかけますが、育休を取りたい」としか伝えませんでした。
5.本部の方に相談する
保育園は社会福祉法人なので、他にも部署があり、それを統括する部門もあります。
本部の方は園長より実質的な力はありませんが、人事や予算的なものを決める役割があります。
本部の方が保育園に来たときにつかまえて相談しました。
「わかった。人を調整する仕事はこちらの仕事だから、心配しなくていい」
と言ってくださいました。
園長と同じ年齢の方なのにどうしてこうも違うのか!?
7.園の幹部会議で報告がある
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その後、1ヶ月ぐらい経って、
園の幹部(主任・副主任)会議で、園長から私が育休を取ると言う報告があったそうです。
これは園長と主任以外の幹部の方はほぼ突然のことであり、驚いたようでした。
そして、主任の方は、クラスの他の担任に言ったのか?と言ってくれました。
クラスの担任はまだ言っていませんでした。
まだ、現実になるともわからなかったからです。
そして、幹部の方の一人が一人の保育士にこの件を言ったことにより、誰も公には言わないが、こっそりと「育休、取るそうですね」と話してくれる方が現れました。
6.クラスのパートナーに伝える
クラスのパートナーに伝えると、「そうねんですね!」と
「お子さんは男の子ですか、女の子ですか?」と祝ってくれました。
後に他の同僚に聞くと、やはり私がクラスからいなくなることに不安があったようです。
これは私の反省です。
現実にならないかどうかわからないものの育休を取りたいと考えていると早めに伝えておくべきでした。
8.クラスリーダー会議で報告がある
クラスリーダー会議で園長から私が育休を取ると言う報告がありました。
あの時の面談以外は園長と育休について全く話していませんでした。
まあ、育休がこれで承認されました。
しかし、いつから、いつまでという期間は、出産直後から6ヶ月と言う、
余裕がない?区切りがないあいまいな感じでした。
もっと交渉したら良かったと後々になって思いました。
9.育休を取る
出産後、すぐに育休に入りました。
出産後としか決まっていなかったので、現場にも迷惑をかけたと思います。
自分自身もドタバタしました。
もっと日程について、園長と話し合うと自分も周囲も楽になったと思います。
ここが一番の後悔です。
まとめ
園長に育休の件を伝えても、そのままだったら、流れていたと思っています。
法人本部の方がいたからこそ、育休を取れました。
園長だけで話しが進まなかったら、色々な方に相談する必要があります。
育休を取りたいと思っている男性の方、自分を信じて、
育休を取り、家族の時間を楽しんでください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。