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「叱る」に悩んでいる保育士・パパ・ママは必見!「叱る」問題はこれでスッキリする!〜「科学的に考える子育て」ブックレビュー〜

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子育て中の親の悩みといえば、「叱る」ことがあります。

パパ、ママからは、

「どうやって叱るのでしょうか?」

「何度叱り方っても言うことを聞きません」

と言うような叱り方に関する質問があります。

保育者からは、

「叱ってばっかりで、クラスの雰囲気がよくない」

「叱らないと子どもが言うことを聞かない!」

など「叱る」に関しての悩みが聞かれます。

この記事では、「科学的に考える子育て」を参考に、

私の経験を合わせて「叱る」について考えたものです。

この記事は次の方におすすめです。

◯叱り方がわからないと悩んでいるパパやママ

 

◯厳しく叱る保育士の言うことを聞くのに、私が叱っても言うことを聞かないと感じている方

 

◯子どもは厳しくしつけないといけないと思っている方

では、どうぞ!

「叱る」を分析しよう

子どもを叱るのは、子どもに悪いことをやめさせるためにですよね。

しかし、

「叱る」→「子どもが悪いことをしなくなる」にエビデンス=証拠はあるのか?

と聞かれたらどうでしょうか?

簡単に言うと、「子どもを叱ると悪いことをしなくなるのでしょうか?」

「言うことを聞かないから、叱ることに悩んでいるんだ」

「その時はやめるが、すぐにまたやってしまうんだ」

逆に「私が叱ったら、ちゃんと言うことをきく」

いろいろありますが、

「叱る」ことは「子どもが悪いことをやめる」にはつながらない場合が多い!

ここでは、「叱る」ということを考えるときに

子どもの行動のみに注目していたところを、その前後を含めて考えましょう。

ここではABC理論を使って行動分析的に考えてみます。

ABC理論というのは、子どもの行動(B)を図のように考えます。

Bに「子どもが大声を出す」「弟をいじめる」等を当てはめると、

これでBが減るなら良いが、そうでなければC「叱る」は意味がない!

実感として、その時はやめるが、繰り返す印象がありますよね。

そのような場合はその「叱る」に意味がないということです。

さらに、叱るには子どもにとって副作用があります。

「叱る」の4つの副作用

怖いお母さんがいたら、子どもたちが静かなであるけれども、

怖いお母さんがいないと子どもたちが大騒ぎするってことありませんか?

保育園でも怖い先生がいたら大人しいクラスってありますよね。

これをABC理論で考えるとこうなります。

このような環境にいる子どもたちは、人によって行動を変える子どもになってしまいます。

これは本当の教育ではありません。

また、この「怖いお母さん現象」は大人にとって

となり、「怖いお母さん」現象は、さらに問題を大きくすることにしかなっていません。

この「叱る」の副作用を弁別の法則と言います。

一言でいうと、「厳しく叱る怖いお母さんは、大人にいい顔をする子どもを作ること」

さらに「叱る」副作用には

派生の法則

「厳しく叱る人が使っているものや作るものが嫌いになることです。」

反発の法則

「反発したい気持ちを抑えていると、別の他人を攻撃する。いわゆる八つ当たりです」

模倣の法則

「大人の真似をして、隙があれば弱い友だちに対して厳しい言葉や暴力をすることです」

ここまで伝えても

「いやいや、私は恩師からの厳しい指導を受けて良かった」

という声も聞かれます。

これは明らかに生存者バイアスです。

「この人たちはたまたまそうした指導を受けても耐えられる力を持っていたか、

そうしたマイナスの効果を逆転させる要素(友だちの良さ、家族のサポートなど)を持っていた」

特にプロ選手などが名門校の厳しい指導を肯定するのは、生存者バイアスがあります。

叱られたい子どもはいない

では、ABC理論で考えると、子どもにどうすれがいいかと考えると、

まずは「大人が主体」の見方から「子どもが主体」の見方で考えます。

子どもが主体のAの「???」の部分に何が入るか?

それは先行条件・環境を考えることです。

不適切な行動がB『静かに宿題をできない」の場合、どうすれば良いのか?

Bに静かに宿題をするを入れて、その場合の先行条件・環境を考えることです。

それは「一人になる宿題部屋を用意する」

「気が散るおもちゃやゲームを預かっておく」などをしておくことです。

最後にこの著者は「叱られたい子どももなんていない」のに、なぜ叱られる状況があるのか?それは環境設定や課題設定が不十分にもかかわらず、子どもに期待したり、指示したりするために起こるのです。と言っています。

まとめ

「叱る」というのは条件によって効果的な場合があるが、

「厳しく叱る」「体罰」などは副作用が大きくなり、問題を複雑にさせてしまう。

叱られる状況を作らないためには、先行条件環境を整えることが大切であり、

そこを整えるは大人の責任で、叱る状況を作ってしまったら大人の負けと著者は言っています。

私も保育士になって「叱る」ことにモヤモヤと悩んでいました。

この本はそれに答えるものとなっています。

「叱る」以外にも「ほめる」「思春期」「勉強」「やる気」などの興味あるテーマについて書かれています。

パパママも必見、保育士なら熟読しましょう。

今後の保育の指針になること間違いなしです。

最後までの読んでいただき、ありがとうございました。